がっちりガード
シャッター用風圧被害防止装置
製品情報products
がっちりガードとは
がっちりガードは、台風や突風などの異常風圧によるシャッターの損壊を未然に防止する装置です。
がっちりガードは、天レール、鋼製支柱、この2つのパーツを主体にして構成されています。
天レールは、建物内部側の、シャッター(スラット)収納口に隣接した位置に設置します。
鋼製支柱は、この天レールから吊り下げて取り付けられ、レール内を横にスライド移動できます。
また、支柱は角形鋼管を二重にした構造(外側10cm角【上部支柱】、内側9cm角【下部支柱】)で、強大な外部圧力に対しても変形しにくい、強い耐久力を持っています。
更に、下部支柱は上下可動もでき、支柱移動の際は、支柱下端が空中にある状態で使用します。
がっちりガードの不使用時(通常)は、支柱は出入りの障害にならないように間口端に接床した状態でセッティングできます。支柱上下の先端部、間口中央に位置する床と天レール、この4箇所には支柱の上下部を固定できる仕組みも施されており、支柱は間口中央でシッカリと固定できます。
これらの機能を使って固定された支柱が、強大な風圧を受けたシャッターを間口中央部で受け支えることで、シャッター(スラット)の両端が風圧によってガイドレールから離脱し、損壊することを阻止します。
強風時のセッティング
支柱を間口中央に固定
支柱の上部固定プレートを天レールのセンターフレーム(間口中央に位置する)内に差し込むことで固定されます。
支柱下端部は、下部支柱を下に降ろし、床に設けた支柱受け穴に差し込むことで固定されます。
通常時のセッティング
支柱を間口端に固定
間口端のレールにもフレーム(サイドフレーム)があり、間口中央固定と同じ仕組で固定できます。
床にサイドストッパーという8cm角の突出具を設けてあり、支柱下端がこれを囲む形で接床することで、支柱は固定されます。
がっちりガード
セッティング・レバー操作
支柱 上部・下部の固定
なぜ支柱が一本だけでも大丈夫なのか?
シャッター損壊のメカニズムによれば、ガイドレールからの離脱の誘因となる間口中央のスラットの膨らみ(シャッターの反り)を抑えることができれば、シャッターの損壊を防止できることが理解できます。
シャッター損壊のメカニズム
重量シャッターには優れた強度があり、ガイドレール内に収まったままの状態であれば、
台風規模の風圧を受けても損壊することはまずありません。